なぜ長野県への移住を決めたのか

長野県へ移住する前は神奈川県に住んでいました。
夫の転勤をきっかけに、地元の栃木県を離れて神奈川県へ移り住んだのです。
最初は新しい環境での生活が新鮮で楽しかったのですが、次第に移住への思いが強くなっていきました。
静かな場所で暮らしたい
住んでいた神奈川県綾瀬市は、郊外に位置していたため、地元以外での生活に不安があった私たちにとってハードルが低いと感じていました。
しかし、実際に生活を始めると、どこへ行っても人混みや渋滞に悩まされる毎日が続きました。
私はフリーランスのため自宅で仕事をしていましたが、夫は毎朝6時台に家を出て渋滞を避ける生活。
それでも定時に帰宅しても渋滞に巻き込まれ、時間を取られることが多く、次第に生活にストレスを感じるようになりました。
自然に囲まれた生活がしたい
私たち夫婦は共に登山が趣味で、神奈川県に移住してからはキャンプにもハマり、頻繁に山梨県や長野県に足を運ぶようになりました。
さらに、冬にはスキーも始め、ほぼ毎週のように神奈川県から長野県へ通っていました。
そうした中で、「この地に住めばもっと自然を身近に感じられる」と思い、長野県への移住を強く希望するようになりました。
移住のために転職を決意した夫
神奈川県での生活が私たちには合わず、ストレスを抱え続ける必要はないと感じ、20代半ばの今だからこそと、夫は転職を決意しました。
無事に転職先が決まり、私たちは長野県へ移住することが決まりました。
長野での初めての生活
私たちが長野県へ引っ越したのは2月のことでした。
静かな日々
長野では、家から山が見える環境に住んでいます。
都会の喧騒から離れた静かな日々に、心が落ち着くのを感じます。
捗るアウトドア生活

趣味の登山では、以前は前日の夜に出発し車中泊をしてから登山していたのが、長野では自宅から1~2時間で登山口に到着する感動を味わっています。
さらに、周辺にはキャンプ場も豊富で、自宅から30分圏内にいくつものキャンプ場があるのには驚きました。
仕事や収入源の確保
私はフリーランスで完全リモートワークのため、移住後も仕事に支障はありませんでした。
むしろ、長野県内の企業から声がかかることも増え、働く場所を選ばないフリーランスの良さを実感しています。
長野県移住のメリットとデメリット
- 静かな暮らしができる
- 美しい景色と美味しい空気
- 季節の食材が豊富で、健康的な生活が送れる
- 水道水が美味しい
- 友達作りが難しい
- 行きたいお店が近くにないことが多い
- 雪かきの労働が必要
- 熊が出没するリスクがある
長野の四季と移住生活の楽しみ方
- 春: 残雪の山が綺麗。花粉症に悩まされることもあります。
- 夏: 平地では暑いですが、高所では涼しい場所があり、快適に過ごせます。
- 秋: 観光シーズンで混み合いますが、美しい紅葉が楽しめます。
- 冬: 雪が降り、乾燥と寒さが厳しいですが、ウィンタースポーツを楽しめます。
長野で初めて参加した地域の祭りとイベント

長野では特に夏にお祭りや花火が多い印象です。
今年、移住2年目にして諏訪湖の花火大会を会場で鑑賞しました。
8月には毎晩、諏訪湖で花火が打ち上げられるそうです。
長野移住を考えている人への実体験からのアドバイス
移住は人生の大きな決断であり、それぞれの事情や状況に応じた準備が必要です。
私たちは思い切って長野県に移住し、今ではその決断が正しかったと感じています。
移住を検討している方々にも、自分に合った場所での新しい生活を思い切って楽しんでほしいと思います。
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