2024年10月、紅葉の見ごろを迎える鳥海山。
長野県から秋田県へ車で往復約950km、過去一番の長距離運転と2泊3日の車中泊で鳥海山へひとり旅へ行きました。
自宅から鳥海山登山口へ約6時間のドライブ

自宅最寄りのICから長野自動車道・上信越自動車道・北陸自動車道を経由し、高速道路をひたすら北上。
新潟県胎内市の中条IC料金所を過ぎてから目的地の登山口までは下道をドライブ。
海沿いの国道7号ではちょうどサンセットの時間帯と重なり、窓を開けて潮風を感じながらのドライブがとても気持ちが良かったです。
登山口到着
海沿いドライブ後は夜の山道へ。
鳥海ブルーラインを上り、18時半頃に鳥海鉾立ビジターセンター前駐車場へ到着。
車から降りると、満点の星空が出迎えてくれました。

夕食と車中泊

翌日の早朝登山に備えて、この日は車内で控えめなコンビニ飯。
最近ハマっているメジャー観戦を楽しみながらの一杯で、移動の疲れも吹き飛びました。
キャンプや車中泊に欠かせない保冷缶ホルダーが大活躍。

食後はポータブル電源でお湯を沸かし、温かいコーヒーを飲みました。
車内で安全にお湯を沸かせることで、旅の快適さが一層増しました。
長距離運転の疲れを癒すためにも、この日は早めに就寝しました。
- 「登山者用駐車場」があるため、車中泊ではこちらを利用しました。
- 平日のためか、到着時の18時半頃は駐車場には数台のみ。
- 軽自動車は山から吹き下ろす風に揺さぶられることもありました。
- 走り屋か星を見にきた人なのか、夜中に外から会話が聞こえてきました。
早朝の星空

翌朝4時半、外に出ると昨晩以上に満点の星空が広がっていました。
鉾立駐車場からは肉眼で天の川も確認でき、iPhone撮影でも数多くの星が映りました。
登山開始

5:20頃に入山し、徐々に明るくなる景色を眺めながら歩き始めました。
早朝のひんやりとした空気と笹の揺れる音に癒される時間は、ソロ登山ならではの特権です。
カメラを手にしているとつい景色に夢中になり、進むペースもゆっくりになります。














怪しくなってきた天候
天気予報では晴れのはずが、山頂付近には雲が増えてきました。
山頂のガスが風に流され、幻想的な雰囲気に。
大荒れの山頂

ガス・強風・極寒の山頂。
予報に反して天候は大荒れとなり、予想外の過酷な修行のような登山になりました。
風が強かったので山頂でガズが抜けてくれるのを期待しましたが、あまりの寒さにじっとしていると体が固まりそうで早々に撤退。
山頂アタック前には一瞬の晴れ間が見えました。




無事下山

YAMAPデータはこんな感じ。
体がエネルギーを欲していたため、下山後すぐに稲倉山荘さんへ駆け込みました。


玉こんにゃくときりたんぽ、美味しかった〜!
駐車場で少し休憩してから車中泊をする温泉のある道の駅へ移動しました。
道の駅 象潟ねむの丘で車中泊
登山後の疲労で長距離運転が心配だったため、登山口から車で約30分の道の駅に向かい車中泊することにしました。
- 温泉のある道の駅のためか、平日でも車中泊する車は多い印象でした。
- エンジンをつけたトラックが駐車&夜でも車の出入りが頻繁なため騒音は気になります。
- 海風で車が揺れます。
日本海に沈む夕陽を見ながら温泉に入り、そのままレストランで贅沢に海鮮丼を食べました。

海鮮・日本酒などなど美味しいものがたくさんある秋田県は、第二の拠点が欲しいくらい大好きな場所です。
食後は車に戻りすぐ就寝。
騒音の中耳栓もつけずに熟睡してしまうほどお疲れでした。
予定では翌日に月山を考えていましたが無謀な計画だったようです。
帰路へ

翌朝、全身筋肉痛で重い体をなんとか動かし、朝食を車内でカップ麺・コーヒーで簡単に済ませ帰路につくことに。
ひたすら高速ではつまらないと思い、この日の「目的地」まで下道ドライブすることにしました。
下道約5時間、寺泊市場へ
鳥海山下山後、秋田市方面に向かい1泊追加で海鮮を満喫する計画も立てていたのですが、ドジャースvsパドレス最終戦を見逃すわけにはいかず延泊を取りやめることに。
その代わり帰り道の途中にある寺泊へ寄ることにしました。


宿代を浮かせられた分食費に回せる車中泊。
旅の締めは海鮮、残り帰路は高速で帰宅しました。
2泊3日、往復約950kmの車中泊ひとり旅「完」
過去一番の長距離ドライブに登山、初めての2泊以上の車中泊。
初めてのことばかりで楽しかったひとり旅は想像以上に疲れもありましたが、次はどこへ行こうかと考えるとワクワクします。
ひとりで気ままに旅する時間をこれからも作っていきたいと思いました。
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